自賠責保険はなぜ必要?

2020-04-15(水)
こんにちは!車検のコバック習志野実籾店です。
この4月から自賠責保険料が改定され、車検総額が数千円安くなりました。
嬉しいニュースですね!
ところで、この自賠責保険。
自動車1台1台が加入することが法律で義務付けられていますが、なぜ必要なのかご存知でしょうか。
クルマの免許をとるときに習っている内容ですが、忘れてしまったという方も多いと思うので、ちょっとおさらいしてみましょう!
自賠責保険は、万が一の交通事故のときに「被害者救済」を目的とした保険です。
補償されるのは人間、しかも他人のみ。
建物や車、電車やバスなどの交通機関を壊してしまっても、保険金は1円も支払われません。
自分のケガについても補償対象外です。
被害を与えてしまった他人への補償は、最高で4,000万円(要介護の重度後遺障害時)、死亡時3,000万円と決まっています。
もし人の命に係わるような交通事故があった場合、加害者側が無保険で被害者がまったく金銭をうけとれない、となっては困ります。
そうならないための最低限の補償として国が義務付けているのが自賠責保険です。
「任意保険で対人無制限だから自賠責はいらないのでは?」という質問をたまにいただきますが、 残念ながらそうはなりません。
任意保険の「無制限」はそもそも自賠責加入が前提ですので、たとえば被害者が死亡して損害額が1億円だった場合、自賠責から3,000万円、任意保険から7,000万円が支払う想定となっています。
もし自賠責が切れていると、3,000万円は自己負担となるのでやはり自賠責は加入しておかないとリスクが高いですよね。
4月の料金改定では、自動車の安全性能向上の影響で重大事故が減り、保険料が安くてすむようになったために値下げとなりました。
これからも私たちひとりひとりが安全運転を心がければ、さらに安くなる可能性もありますね!
自賠責保険のお世話にならないで済むよう、これからも安全にドライブを楽しみましょう♪
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